論説では、全国の農林漁家民宿に追い風が吹いているとして、農林漁家民宿の自己診断をもとに、どこが強みか、どこが弱みかを把握し、現状を振り返り経営を分析することが重要だ。
農業の6次産業化に女性農業者の起業が求められ、副業と軽く見られていた民宿業を経営的になりたつ事業に発展してもらいたい。
ホテルや旅館とは異なるニーズに応える農林漁家民宿の強みを生かし地域独自のもてなしが旅行者を喜ばす。ほんものの農業に触れる旅として、そこで暮らす人のキビに触れるような中身が重要であり、農村の人材・資源を発掘して地域活性化につなげる農林漁家民宿を地域で育てていこうと述べている。