オーライ!ニッポン大賞受賞 アストラゼネカの取り組み紹介


全国61か所(2010年)の農山村で、農作業や山仕事、環境整備活動などの地域貢献活動に取り組んでいます!企業による都市と農山漁村の共生・対流の優れた取り組み例として第6回 オーライ!ニッポン大賞を受賞した活動について、活動の目的や推進方法・プロセスなどを紹介していきます。

    昨年このコラムで8回に渡って活動の目的や推進方法などをご紹介した、弊社の社会貢献活動「高齢化する村を応援するプロジェクト(C-day)」を、2010年10月8日(金)、無事に実施することができました。全国61か所での活動から、当日の様子をご紹介します。

    キャプテンは、地元の代表者と電話等で連絡を取り、連載第5回でご紹介した「受け入れ票」を基に、当日のスケジュールや作業内容について詳しい打ち合わせを行います。今年初めて訪問する地域や、同じ地域でも作業する集落が変更になったところには、必ずキャプテンが訪問して打ち合わせを持ちます。

    平成22年9月2日(木)に、C-dayの推進役を担う全国のキャプテンを対象に「キャプテン研修」を開催しました。この研修は、活動についての理解を深めること、そして「C-day成功のためにがんばろう!」というモチベーションを高めることを目的に、毎年実施しています。(研修前半の様子は第6回のコラムをご覧ください。)

    平成22年9月2日(木)に、C-dayの推進役を担う全国のキャプテンが集まり、「キャプテン研修」を開催しました。今年のキャプテン80人のうち44人が、全国各地からテレビ会議システムを繋いで顔をそろえました(業務の都合で参加できなかった人は、予備日に受講しました)。

    活動の実施が決まった地域には、「受け入れ票」をお送りします。作業内容や集合場所、当日の持ち物、安全面で気をつけることなどを、アンケート形式の質問に沿って記入してもらいます。

    C-dayでは、各地域で社員が数10人から150人のチームに分かれて活動します。社員たちのチームリーダーを「キャプテン」と呼んでいます。

    今年新たに活動する地域の一つが、岐阜県恵那市岩村町富田地区です。こちらには6月28日にNPO法人 棚田ネットワークの中島先生と一緒にお伺いし、ごあいさつと活動の趣旨説明を行ないました。

    C-dayでは、社員と地域の皆さんとの絆を深めていきたいと考えているので、基本的に毎年同じ地域で継続して活動しています。ただ、「十分お手伝いできる時間を確保したい」という社員の声に応え、移動時間を短縮できる場所へと活動地域を変更する、あるいは追加するケースがあり、その結果毎年少しずつ訪問先が増えています。活動地域については、協力団体のNPO法人 棚田ネットワークに推薦していただいています。

    これから約5カ月間にわたって、弊社が行なっている全従業員3,000人で棚田地域などの中山間地域で社会貢献活動を実施する「高齢化する村を応援するプロジェクト」についてご紹介させていただくことになりました。社内ではこの活動をC-day(シーデイ、Contribution day =貢献する日 の略)という愛称で呼んでいますので、以下「C-day」と呼ばせていただきます。

    全国60か所の農山村で、農作業や山仕事、環境整備活動などの地域貢献活動に取り組んでいます!企業による都市と農山漁村の共生・対流の優れた取り組み例として第6回 オーライ!ニッポン大賞を受賞した活動について、活動の目的や推進方法・プロセスなどを紹介していきます。