キャプテンの役割は、各地域でどんな活動が求められているかを把握し、地域のニーズに合ったC-dayを企画・推進することです。
基本的なスケジュールはあるものの、各地域の事情を考慮して開始・終了時間を調整したり、交流会を実施したり、などはキャプテンの裁量に任されています。
キャプテンはリーダーシップを存分に発揮し、自らの発想で自由に活動を企画することができるのです。
キャプテンは、忙しい通常業務の合間を縫って、地元代表者と連絡を取り合ったり、社員のモチベーションを高めたり、場合によっては活動地域を事前訪問したりして、準備を進めます。大変な仕事ですが、手当や業務評価等による報償は設けていません。
しかしながら、毎年多くのキャプテンが、地元の方も社員も満足する活動にするためにアイディアを出し、リーダーシップを発揮できる機会を楽しんでいます。
◆キャプテンがリーダーシップを発揮
◆社内公募
キャプテンは、社員から公募します。立候補がなかった地域では、上長から推薦してもらっています。
そして地域ごとに1~2人、全国で約70人のキャプテンが選出され、活躍します。
入社2~3年目の若手社員が率先して手を挙げることが多い一方、今年で5年連続となるベテランキャプテンもいます。
今年立候補してくれたキャプテンたちの志望動機をいくつかご紹介しましょう。
「昨年は、現地の人と汗を流し交流したことで集落が抱えている問題点を痛感しました。
私たちがお手伝いをしたことで現地の方が大変喜んでくださいました。
今年はキャプテンとして参加することで、昨年よりさらに現地の人に喜んでいただく活動にするために志望しました」
「去年のC-dayに参加し、高齢者の方との交流を通じて『このすばらしい自然を将来の子ども達にも残していかなければいけない!』ということを教わりました。ぜひ先頭に立ってチームのみんなを引っ張っていきたいと感じたので応募しました」
「毎年、キャプテンの先輩達のしっかりした準備のおかげで、課員全員が安心して作業をすることができました。そんな先輩達にあこがれ、今年は自分がC-dayに貢献したいと考え応募しました」
このように、C-dayの活動はモチベーションの高いキャプテン達に支えられています。
アストラゼネカ(株)
コーポレートマネジメント統括部 広報部
小野亜希子
2010年8月6日