郷土芸能復興支援プロジェクト~ふるさとの芸能と祭りの復興・再生に向けて~

2011.10.19

平成23年3月11日に発生した東日本大震災とそれに関連する全国的な余震、そして福島県における原発事故は、これらの地に息づいてきた多くの「郷土芸能」にも、甚大な被害をもたらしました。
郷土芸能に関する唯一の全国組織である(社)全日本郷土芸能協会は、郷土芸能の復興への道のりにおける長期的な支援をし続けていくため「郷土芸能復興支援プロジェクト」を立ち上げ、支援金募集をはじめることにしました。これは、自治体指定文化財にこだわらない「郷土芸能」という枠組みでの幅広い支援です。また引き続き、被災地の郷土芸能団体や関係機関の情報窓口を担っていきます。震災で被害を受けた郷土が復興にむけて立ち上がるうえで、地域に根ざし、コミュニティに寄り添う「郷土芸能」は、地域再生の礎になるものです。みなさまのご支援とご協力を、よろしくお願い申し上げます。

「郷土芸能復興支援プロジェクト」は主に次の取組みをおこないます
●支援金の募集 被災地の郷土芸能が、一日でも早く活動を再開できるよう支援金を募ります。
支援金は被災した郷土芸能の復興のために使わせていただきます。
いただいた支援金の使途については、(社)全日本郷土芸能協会会報・Webにて報告します。
●被災郷土芸能に関する窓口
被災地の郷土芸能の調査を継続して行います。
被災地の郷土芸能団体や関係機関の情報の窓口を担ってまいります。
●育成支援
被災した郷土芸能に携わるこども(後継者)のための支援をします。