世界遺産、流氷の来る海で漁業の現場を体験する
流氷の海の漁業見学体験プログラム/羅臼
羅臼は野生動物の宝庫




羅臼は野生動物の宝庫

オジロワシ
マッコウクジラ

 知床半島は、海に細長く突き出し、中央が高い山になっていて、海や川や森や高山というさまざな自然環境がコンパクトにまとまって詰め込まれています。そのため、そこにすむ生き物の種類がとても多いのです。
冬には、オオワシ、オジロワシ、トド、アザラシ、ヒグマ、そしてシマフクロウなどの、野生生物が自然の奥深さを教えてくれます。
そして、夏には沖合で、マッコウクジラが勇壮な姿を見せ、観光客を楽しませてくれます。マッコウクジラは小笠原諸島などから餌のイカなどを追って北上すると考えられています。クジラを見るためのクルージングツアーもあり、マッコウクジラが、噴気を吹き上げながら穏やかな海峡を悠々と泳ぎ、ときおり激しく水しぶきを上げて尾びれを海面から突き出し、ダイビングする様子を間近に見ることができます。
羅臼でひと時は、都会の生活で忘れてしまった何かを、確実に思い出させてくれるのでした。