第3回オーライ!ニッポン全国大会が盛大に開催されました

2006.02.24

2006年2月24日
第3回オーライ!ニッポン全国大会が盛大に開催されました

養老代表
中川農水大臣
長勢官房副長官
島村衆議院議員
記念講演・セーラ・マリ・カミングスさん

 2月22日(水)、東京都千代田区のイイノホールにおいて、オーライ!ニッポン会議、(財)農村開発企画委員会、(財)都市農山漁村交流活性化機構及び農林水産省主催、毎日新聞社、全国水土里ネット、(社)全国漁港漁場協会共催、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省及び環境省後援により「第3回オーライ!ニッポン全国大会」を開催しました。

 養老孟司オーライ!ニッポン会議代表、中川昭一農林水産大臣、宮腰光寛農林水産副大臣、小林芳雄水産庁長官、また来賓として長勢甚遠内閣官房副長官、島村宜伸衆議院議員(都市と農山漁村の共生対流を進める調査会会長)、山崎力総務副大臣、中野清厚生労働副大臣、江田康幸環境副大臣が出席される中で、約600人の参加者を得て盛大に開会されました。

 大会では、まず始めに「オーライ!ニッポン大賞」「食アメニティ・コンテスト」「むらの伝統文化顕彰」の表彰及び「疏水百選」「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の認定式が行われ、オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)は長勢内閣官房副長官から、「オーライ!ニッポン大賞」は養老オーライ!ニッポン会議代表から、また「食アメニティ・コンテスト」「むらの伝統文化顕彰」の農林水産大臣賞及び「疏水百選」「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の農林水産大臣認定書は、中川農林水産大臣よりそれぞれ賞状・認定証が手渡されました。

 続きまして行われた全国大会では、小布施町を中心に多方面で活躍をされる(株)小布施堂、(株)桝一市村酒造場取締役であるセーラ・マリ・カミングス氏による「日本の元気がここにある!-私が思う日本の魅力」と題した記念講演、今年度のオーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)を受賞した青森県南部町による「達者村」を中心とした新しい都市と農村の交流事業の取組みと、オーライ!ニッポン大賞を受賞したNPO法人地球緑化センターによる「緑のふるさと協力隊」の取り組みについて映像を交えて発表が行われました。

 パネルディスカッションでは、(財)社会経済生産性本部の丁野朗氏をコーディネーターに、「時代を味方につける地域づくり-団塊の世代が選ぶこれからのライフスタイル」をテーマに、上野裕治氏(ハイランドパーク(有)、(財)阿蘇グリーンストック野焼き支援ボランティアリーダー)、玉沖仁美氏((株)リクルート 国内旅行ディビジョン じゃらんリサーチセンター センター長)、長崎喜一氏(やまびこの郷・夢創塾 塾長)、中澤 敬氏(群馬県草津町長・観光カリスマ)によるパネルディスカッションが行われ、団塊の世代のパワーを農山漁村地域の活性化につなげていくための課題や仕組みづくりなど、それぞれのパネリストの実体験をもとに、熱心に議論が交わされました。

 本大会により、都市と農山漁村の共生・対流を推進し、「人・もの・情報」の循環を活発化させることにより、更に都市と農山漁村の理解が深まることで、都市住民の求める「ゆとりある生活」やこれからの団塊の世代が第2の人生として活躍する場の発見に繋がり、またそのことが農山漁村地域の求める地域の活力や地域経済の活性化に結びつくことが明らかにされ、今後ますます都市と農山漁村の共生・対流の必要性を強く感じることが出来たのではないかと思います。

 最後になりましたが、本大会にご参加を頂きました皆様には、お忙しいところ会場まで足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

 今後とも、オーライ!ニッポン会議へのご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。