滞在型市民農園のご案内
滞在型市民農園とは
市民農園とは、サラリーマン家庭や都市の住民の方々がレクリエーションとしての自家用野菜・花の栽培、高齢者の生きがいづくり、生徒・児童の体験学習などの多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てるための農園のことをいいます。このような農園は、ヨーロッパ諸国では古くからあり、ドイツではクラインガルテン(小さな庭)と呼ばれ、わが国では、市民農園と呼ばれるほか、レジャー農園、ふれあい農園などいろいろな愛称で呼ばれています。
市民農園の形態として、日帰り型市民農園と滞在型市民農園とに大別できます。日帰り型市民農園は、都市部及び都市近郊に立地し、日常生活の中で農ある暮らしを楽しむ場となっています。一方、滞在型市民農園は、都市部遠隔地に立地し、農山漁村地域での滞在を通じて、田舎暮らしを楽しむ場となっています。
宿泊可能な小屋付きの滞在型市民農園は、1993年に長野県松本市の「坊主山クラインガルテン」と兵庫県多可町の「フロイデン八千代」が開設して以来、全国各地に約70カ所近くの滞在型市民農園が開設しています。その多くが公設民営によるものが多く、近年、民設民営による滞在型市民農園の開設例も見られます。都道府県別でみると、長野県が最も多く、次いで兵庫県の順となっています。
以下、全国における滞在型市民農園を紹介します。なお、募集内容等の詳細については、各滞在型市民農園の開設・運営者にお問い合わせください。
※右側の写真をクリックすると、各滞在側市民農園のホームページに移動します。
2022年度滞在型市民農園開設データ(PDF)(479KB)