日本を心身ともに健康な国に!
都市と田舎の関係は、個人でいうなら、頭と体の関係になります。「心身ともに健康」とよくいいますが、いまの日本は心身の健康が危ぶまれる状態ではないかと思います。頭が先になって、体が衰えているように見えるからです。
つまり、都市ばかりになって、田舎がなくなりました。
オーライ!ニッポン会議が、そうした傾向を変えて、日本を心身ともに健康な国にしてくれることを期待しています。もちろんこれが、口でいうほど簡単なことだと思ってはいません。都市化する傾向は、世界中いたるところで進んでいるからです。これを支えているのは石油エネルギーの巨大な消費です。そこになにか問題があることは、多くの人が気づいていると思います。
ともあれまず身近なところから、都市と田舎の交流を進めようではありませんか。
農山漁村文明は新時代の潮流
自然を搾取することになんらの倫理的規範を伴わない都市文明から脱却し、いのちが輝く生命文明のあり方を農山漁村に学びましょう。
地域の文化を語り伝えて
祭り、匠の技、郷土食・・・農山漁村は伝統文化の宝庫。地域の皆さんには、多くの人に語り伝える広報マンになっていただきたいと思います。
進めましょう 都市と農山漁村の共生・対流
オーライ!ニッポンは、「都市と農山漁村の共生・対流」のキャンペーンネームです。
「都市と農山漁村の共生・対流」とは、都市と農山漁村を行き交う新たなライフスタイルを広め、都市と農山漁村それぞれに住む人々がお互いの地域の魅力を分かち合い、「人、もの、情報」の行き来を活発にする取組です。
グリーン・ツーリズムのほか農山漁村における定住・半定住等も含む広い概念であり、都市と農山漁村を双方向で行き交う新たなライフスタイルの実現を目指すものです。
「共生」は、都市と農山漁村が互いに関係し合い支え合う様を、
「対流」は、都市と農山漁村の間に人・モノ・情報の循環が繰り返される様を表現しています。